SPC旅行記

鉄道マニアの主の旅の様子を紹介します

2024年3月 新金谷ウォッチング Part2

皆さんこんにちは。SPCです。

今回は 2024年3月 新金谷ウォッチング Part1 - SPC旅行記 の続き、後編になります。


まずは金谷東公園にやってきました。

試運転幕を出した南海6000系が止まっています。

床下にはピカピカのMGが装着済みでした。

車内には車いす用のスロープが置かれています。

東急7204Fとの並び。東急は恐らく重要部検査に入りました。

南海の運用入りはいつになるのかですが、そう遠くないうちには運用入りしてくれる気がします。

私が帰宅した16:30頃に金谷行の電車の中から見えたのですが、通電して車内灯をつけていました。

恐らくですが、人目に付かない夕方に試運転・乗務員習熟運転を行っているのではないでしょうか。

運用入り時期としては、C10が要検Bに入ると思われる6.7月に集客する起爆剤として運用入りさせるか、夏にトーマス用に電車を増発する際に運用入りさせるかの二択な気がします。

乗れる日が待ち遠しいですね。


南海の反対側にはパンタグラフを上げたE101が止まっています。

重要部検査で床下から屋根上までピカピカに再塗装され、新車と見間違えそうです。

客車を連結するために留置線から出てきました。

本日の客車編成はオレンジ客車6両にオハ35 559を加えた7両編成。

さくら臨でお客さんも多いので7両編成に強力なE101が補機は心強いですね。

客車に連結してSLの準備完了まで待ちます。


ここで一旦新金谷駅に向かいます。

車両区の方を見てみるとシートにくるまれた元いぶき502の台車があります。

主電動機を外し、台車枠と車輪、ばね等を整備した後、ここで放置されています。

単純に今は電気機関車3両で車両が足りているから整備しないのか、又は主電動機の整備が難航しているのか...

肝心の車体の方を見てみると11月には無かった塗装の浮きが発生し、そこに水が溜まっていました。

自分が昨年手術した粉瘤を思い出します

錆止め塗装をした個所もだんだん塗装が剥がれて金属が腐食してきているように見えます。

いぶきは定格速度がE10やE31と比べてかなり低く、使いづらいという噂もありますが果たしてどうなんでしょうか。

南海6000系が運用復帰して、E32の全検が終わったらようやく整備の手が回ってきそうな気もします。

ヒサシ付き&縦形フィルター&大型パンタと魅力いっぱいのいぶき501。

早期の復帰を願います。


車両区の裏手に回ってきました。

準備中のC10 8とツーチキン303に乗せられたC11 190の加熱管が見えます。

いぶきのパンタグラフは一応車両区の裏手に置いてあります。


煙室扉を開けたC11 190。一時期ネットでナンバープレートと前照灯を取り付けた姿の写真が話題になりましたが、どうやらあれは個人撮影会のための演出だったようです。

私もその写真を見て1,2か月は黒色で走るのかと喜んでいた(過去にC11 227は一か月のみ復帰して運転していた)のですが、そんなことは全然なく普通に検査中でした。

前回の全検明けから唯一の黒SLとして孤軍奮闘したり、トーマスとして一日2往復のオーバーワークを80日続けたり、かなり無理をしていたので早めの全般検査入場となったようですね。

今回はボイラーを抜いての検査ではなかったので、車軸の削正ぐらいしか大きな作業はしていないようです。

来年度もトーマスの運行が決まり、川根温泉笹間渡までを一日3往復する日もあるようですので、頑張ってもらいたいですね。

最早トーマスではなく過労キティなのでは

227が復帰して、190が黒色に戻るまではあと2年くらいでしょうか。


プラザロコの中にやってきました。

凄まじく大きなプラレールレイアウトが出来ていて驚き。

トーマス4重連も健在です。カシオペアとかも引き出せそう。


東海道踏切の手前から検査待ちの客車を見ていきます。

上一番にはオハフ33 215とやまぐち12系。

上二番にはオハ47 81とスイテ82 1、スハフ43 3、オハ35 435、オハ35 459、オハニ36 7が止まっています。

現在要検中のスハフ42 304の検査が終了次第、オハ47 81→オハフ33 215の順に検査入りでしょうか。

途中でオハフ33 469やオハ35 559の検査を挟む気もしますが...


普通列車に乗ってかわね路1号を先回りして撮るためにホームにやってきました。

先日検査出場したオハ47 380を見ていきます。

やけに入場期間が長いなと思っていたのですが、その間にTR47台車の輪軸交換が行われていました。

真新しい一体圧延車輪が装着済みです。

オハ35系統はほとんど一体圧延車輪に交換済みですが、その流れがついにスハ43系にも来ましたね。

古風なスポーク車輪が消えていくのは寂しいですが、すべて焼き嵌めを外して交換するのは費用的に厳しいので仕方ないですね。

C11 227が監禁されていた建屋の屋根も修復されていました。


神尾駅を通過。

神尾駅たぬき駅化計画始動!「開運たぬきっぷ」を販売します! | 大井川鐵道【公式】

の一環でガチャガチャが設置されています。

川根温泉笹間渡に到着。

営業列車を使ってとある車掌さんが運転士の免許取得に向けた訓練?を行っていました。

素敵なSLの機関士さんになってほしいですね。


折り返しの電車を第一橋梁で撮影します。

カメラの設定が下手で露出がおかしいことになっていますね...

一時間ほど待ってかわね路1号がやってきました。

ピカピカのC10にさくらHMは格別ですね。

仕方ないとは分かっていても客車が茶色だと尚よいのにと思います。

引きでもう1枚。

なんだか空の雲が怪しい動きをしているとは思っていたのですが、案の定このタイミングで陰ってしまいました。

素晴らしい1枚は190復活の時までお預けということでしょうか。

なんにせよ撮影できてよかったです。

列車を押してきたE101と梅の花?で合わせて1枚。


新金谷に戻ってきました。

E101の換算表記がレトロな書体になっていますね。

再塗装された台車にはR1 2001の文字が。

神鉄701号の台車は今も大井川の地で生きています。


C10 8が方向転換のために入れ替えを始めました。

若干車体が汚れてきて味が出ていますね。

そろそろ白線なしのスタイルも見てみたいところ。

C10が転車台で回転中、なぜか東急7200系パンタグラフが上昇。

おもむろに動き始めました。なんか動きが鈍いなと思って後ろを見てびっくり。

なんとC12 164を東急が引っ張っているではありませんか!

どうやら奥に見えるE32を入れ換えに使うためにC12を退けようとしているようです。

さすが大鉄というべきか凄まじいサプライズです。

過去には千頭駅SIV不良で動けなくなった7305をC11 190が救援したこともありますが、今回はその逆。火を入れられないC12 164を東急が入れ換えています。

SLに黎明期のステンレスカー、はつかりの客車、湘南顔の電車。カオスの一言。

C10 8が転向を終えて戻ってきました。

58654が九州の地で引退した現在、国内の営業線で営業運転をするSLの中では最古参となったC10 8。末永く活躍してもらいたいものです。


今度は午後便に家山まで往復乗車していきます。

オハ35 149の三等表記の客室扉、オハ35 559のレトロな青モケットの座席。

どれも旅情があふれています。

SLおにいさんの車内放送が無くなり、車内がだいぶ静かになってしまったのが寂しい限りです。

去年の春に乗った時はとてもにぎやかだったのになぁ。

ただ気になる点も少々。

オハ35 559の内張に水が浸入して腐った部分が浮いてきてしまっていたり、スハフ42 286の妻面から青15号が覗いていたり...

本格的な修繕をするべきなんでしょうが如何せん人手・資金不足の影響で手が回らないんでしょうね...

マニアを招いてケレン作業をさせて再塗装するとか、モケットを張り替えさせるとか、お金を払ってでもいいのでやらせてもらいたいです。(大鉄アドバンスと協力して旅行商品化して保険を掛けるとか?)


新金谷に戻ってきました。

SS 1/15くらいで流してみたのですが、なかなかガチピンが決まりませんね。

練習あるのみかな。

E101が入れ替えで車両区に引き上げていって一日のSL運行は終了です。

21001Fに乗って金谷に向かい、そこから東海道線で浜松まで。

種別が本当に増えましたね。


ということで、今回は大井川鐵道でフリー切符を使って久しぶりに乗車してきました。

春の気候で快適に旧客の旅を味わうことが出来て満足です。

ピカピカのE101を見ることもできて良かったです。

皆様もぜひ、大井川鐵道に乗ってみてください!一緒に乗って応援しましょう!

 

それでは今回はここまでとさせていただきます。

次回は京都鉄道博物館の内容になります。それではまた次回👋